
2008年06月24日
行ってきました
昨日も書きましたが、摩文仁で行われた沖縄県主催の
全沖縄戦没者追悼式に参加させていただきました。
小泉さんからの流れで、時の総理大臣も出席するようになり、
今年からはNKHで全国中継もするようになりました。
これは、「戦争を風化させてはいけない」、と言う声が着実に浸透している証左だとして、
大変意義深い事と感じています。
さて、式典において特筆すべきは、今日の琉球新報にも掲載されていましたが、
河野洋平衆議院議長の来賓挨拶です。
彼は、挨拶文の中で、「日本軍は住民を守るために駐在したとは必ずしも言えないかもしれない」と
言明し、大江健三郎氏の沖縄ノート裁判や昨年の集団自決に関する教科書検定に関する問題について
異例とも思える踏み込んだ表現をしました。
この思いがけない沖縄よりの発言にマスコミ各社及び政治関係者は好意的に評価していました。
しかし、自分としては、このような発言をしてくれる影響力のある政治家が出てくるまでに
63年もの長い時間が必要だったのかと思うと、悲しいと言うか、恐ろしくなりました。
そして、また思うのは、このような好意的に行動を起こしてくれた人に対して、
今度は沖縄からどういった行動や言葉が起こせるかと言うことだと思います。
「河野さんありがとう」で終わるのではなく、次に繋げてこそあの発言に本当に価値が生まれるのだと思います。
さて、とりあえず、僕はどうしましょうか。考える事はいっぱいです・・・。
全沖縄戦没者追悼式に参加させていただきました。
小泉さんからの流れで、時の総理大臣も出席するようになり、
今年からはNKHで全国中継もするようになりました。
これは、「戦争を風化させてはいけない」、と言う声が着実に浸透している証左だとして、
大変意義深い事と感じています。
さて、式典において特筆すべきは、今日の琉球新報にも掲載されていましたが、
河野洋平衆議院議長の来賓挨拶です。
彼は、挨拶文の中で、「日本軍は住民を守るために駐在したとは必ずしも言えないかもしれない」と
言明し、大江健三郎氏の沖縄ノート裁判や昨年の集団自決に関する教科書検定に関する問題について
異例とも思える踏み込んだ表現をしました。
この思いがけない沖縄よりの発言にマスコミ各社及び政治関係者は好意的に評価していました。
しかし、自分としては、このような発言をしてくれる影響力のある政治家が出てくるまでに
63年もの長い時間が必要だったのかと思うと、悲しいと言うか、恐ろしくなりました。
そして、また思うのは、このような好意的に行動を起こしてくれた人に対して、
今度は沖縄からどういった行動や言葉が起こせるかと言うことだと思います。
「河野さんありがとう」で終わるのではなく、次に繋げてこそあの発言に本当に価値が生まれるのだと思います。
さて、とりあえず、僕はどうしましょうか。考える事はいっぱいです・・・。
Posted by リョウケイ at 21:37│Comments(0)