
2008年06月27日
ナラティブホーム
少し前に、新聞紙上に気になる記事が出ていた。
富山県にあるナラティブホームと言う高齢者医療施設の
医師で佐藤伸彦さんの記事である。
このナラティブホームとは何であるのか。
すごく気になって、佐藤医師の著書を取り寄せてみた。
答えは、面白い。
不謹慎かもしれないが、そう思った。
佐藤医師は、高齢者医療にはナラティブ(語り、物語)が必要であり、
医学的な処置や介護の必要性も、あくまでナラティブと共に存在するのであり
大事な事は、ナラティブだと言うことだそうだ。
また、もう一つ。
昔は医師とは神のような存在であり、雲の上の人であった。
しかし、現代では医療ミスに関して、医師の責任を追及したり、
時には裁判まで起こして、責任と共に賠償金まで請求する時代である。
だから、医師の中には「自分は意志だから偉い」と勘違いしている人までいる。
そんな中、佐藤医師は患者本位に立ち、神としてではなく、
同じ人として医療行為を行っている点に、すごく興味が湧きました。
実はこれ。お坊さんの世界にも当てはまります。
と言うのも、お坊さんの中には「自分はつらい修行を経て、僧侶になった。だから偉いんだ」
と勘違いしている人が多々います。
同じような境遇だからこそ、余計に佐藤医師の患者本位の立場には感服しました。
まぁ、そんな訳で、とても考えさせられる本に出会いました。
興味のある方は、本お貸ししますよ。
ご一報下さい。
富山県にあるナラティブホームと言う高齢者医療施設の
医師で佐藤伸彦さんの記事である。
このナラティブホームとは何であるのか。
すごく気になって、佐藤医師の著書を取り寄せてみた。
答えは、面白い。
不謹慎かもしれないが、そう思った。
佐藤医師は、高齢者医療にはナラティブ(語り、物語)が必要であり、
医学的な処置や介護の必要性も、あくまでナラティブと共に存在するのであり
大事な事は、ナラティブだと言うことだそうだ。
また、もう一つ。
昔は医師とは神のような存在であり、雲の上の人であった。
しかし、現代では医療ミスに関して、医師の責任を追及したり、
時には裁判まで起こして、責任と共に賠償金まで請求する時代である。
だから、医師の中には「自分は意志だから偉い」と勘違いしている人までいる。
そんな中、佐藤医師は患者本位に立ち、神としてではなく、
同じ人として医療行為を行っている点に、すごく興味が湧きました。
実はこれ。お坊さんの世界にも当てはまります。
と言うのも、お坊さんの中には「自分はつらい修行を経て、僧侶になった。だから偉いんだ」
と勘違いしている人が多々います。
同じような境遇だからこそ、余計に佐藤医師の患者本位の立場には感服しました。
まぁ、そんな訳で、とても考えさせられる本に出会いました。
興味のある方は、本お貸ししますよ。
ご一報下さい。
Posted by リョウケイ at 22:17│Comments(0)